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CVSの環境構築

複数人でプロジェクト開発を行う場合、サーバーにリポジトリを用意します。
開発メンバはクライアントからリポジトリにアクセスし、リポジトリからファイルコピーを取り出し、
編集後、サーバーのリポジトリへ格納することになります。

本章ではサーバーの管理をするCVS NT と、クライアントの管理をするWinCVSの環境構築を説明します。

~~META:title=CVSの環境構築とリポジトリへの登録~~

サーバー側の環境構築

WindowsNT/2000/XP で使用できるCVS サーバーはいくつかありますが、日本国内では最もメジャーである
「CVSNT(フリー)」を使用します。

Install


http://www.cvsnt.org/の「Windows install (.exe)」リンクからインストーラを ダウンロードします。

②ダウンロードしたインストーラをダブルクリックします。

③ウィザードに沿って、基本的にすべてデフォルトでインストールします。
※Select Components 画面で「Server Components」にチェックを付け、それ以外はデフ ォルトでインストールします。
install.jpg
④環境変数[Path]にCVSNT のインストールディレクトリ追加済みを確認します。
a.「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」-「詳細設定」タブから
「環境変数」をクリックします。
b.システム環境変数「Path」を選択し「編集」ボタンで、「c:¥Program Files¥cvsnt を確認します。

以上でCVSNT のインストールは終了です。

リポジトリの登録


①フォルダ作成 まずリポジトリを登録するフォルダと、テンポラリフォルダを作成します。
repository.jpg
d:¥csv¥repo リポジトリを登録するフォルダ
d:¥csv¥temp テンポラリフォルダ

②コントロールパネルからCVSNT の設定パネルを起動します。

③サーバ・サービス停止
「CVS Service」,「CVS Lock service」共に「Stop」ボタンを押下し、表示が「Stopped」
になるのを確認します。

④リポジトリの登録
a.「Repositories」タブを開きます。
b.「Repository Prefix」にチェックを入れます。
c.リポジトリを登録するフォルダを指定します。
repository_setup.jpg

⑤「Add」ボタンを押下後、新しく作成するリポジトリを指定し、設定終了します。

⑥テンポラリフォルダの指定
a.「Advanced」タブをクリックします。
b.「Temporary Directory」に、①で作成しておいたテンポラリフォルダを指定します。
c.「適用」ボタンを押下し、設定を保存します。

⑦サービス再開
a.「Service Status」タブをクリックします。
b.「CVS Service」,「CVS Lock service」両方の「Start」ボタンを押下します.
c.表示が「Running」になるのを確認して、「OK」ボタンを押下します。

これでCVSNTの設定は終了です。

Add User


①リポジトリにpasswd(拡張子なし)というファイルを作成し、以下のような内容を書き込み ます。

test::Administrator

・ユーザー名: test
・パスワード: なし
・実行権限 : Administrator
※パスワードの指定
パスワードはハッシュ化させる必要があります。
②動作確認
adduser.jpg
斜体・太字の部分を入力して動作確認します。

以上で、サーバー側環境構築は終了です。

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